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よみあとろぐ

40代サラリーマン徒然日記、雑記。日々読了本、興味を持った本(主にミステリー、ビジネス書っぽいの)ほか個人的備忘録。ときどき愚痴。*本や映画のこと書きますが、ネタバレは基本ありません。たぶん。

麻耶雄嵩「メルカトルかく語りき 」読。

まいど。
ミステリーファンではありますが、ドMではありません。

ふらりと寄った古本屋で見つけたもので捕獲。


サイン本?

単行本出版当初話題になったもので、既読ではあったものの、こんな奇妙なミステリーは手元に置いときたいと思い購入、再読。
全編短編のアンチミステリ。
やっぱり、なんやこれ感ありますなw最高。

メルカトルかく語りき (講談社文庫)メルカトルかく語りき (講談社文庫)
麻耶雄嵩

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(文庫あとがき:円居挽)
ミステリが読みたい! 2012年版 2位
本格ミステリベスト10 (2012) 2位
このミステリーがすごい! (2012) 7位

「メルカトルは不可謬ですので、彼の解決も当然無謬です」

真実、事実、大事なこと。
それって何でしょうな?
人それぞれ。世間で思われること、自分(読者)が思うこと、メルカトル鮎が思うこと…

以下、多少のネタバレあり、ご注意を。
*本作メモに際し、ネタバレ皆無というは無理でしょ?w






死人を起こす
高三の夏。男女の親しいグループの中で1人が亡くなった。事故死として処理されたが、一年後再び彼らは再会、現場へ。
そこで再び目にする新しい死体。「ここまで来た甲斐があったな」とメルカトル。

→犯人は死体?


・九州旅行
メルは美袋に小説のネタを提供することに。
但し最後に至る仮説は、美袋自身が各立場に立って考える。
「単なるキャップがついたままのマジック」からどんな仮説が導かれるのか。
小説家が考えたのは、所詮フィクション。
全ては勝手な想像であり皮算用か。

→犯人は不明もしくは目の前に現れたヤツか?


・収束
殺人事件のドミノ倒し。

→犯人はこの中で誰かです!終了?


・答えのない絵本
とある学校で教師が殺された。
タバコ、アニメ・・・大量の伏線。
メルの銘推理で、20人の生徒が次から次へと“消去”されていく。
そして最終的に一人も残らない

→犯人の不在


・密室荘
信州にあるメルの別荘。登場するのはメルと美袋の二人だけ。
宅配ピザののようにセメントを注文するメル。
見知らぬ死体。

→犯人は私か君のどちらかということだ



「あなたは幸運だ。この私が来た以上、事件は解決したも同然ですよ」
と仰る鬼畜探偵のくせに・・・
なんてツッコミありましょうが、犯人よりもロジック。
結果よりもパズルを解く過程、トリックの美しさを感じながら!と素直に思わない小生ですが、「何物にも万人への正解はない」くらいの広い心を持って読んでますw

現場からは以上です。




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テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

  1. 2017/10/23(月) 21:18:33|
  2. ま行作家
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