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よみあとろぐ

40代サラリーマン徒然日記、雑記。日々読了本、興味を持った本(主にミステリー、ビジネス書っぽいの)ほか個人的備忘録。ときどき愚痴。*本や映画のこと書きますが、ネタバレは基本ありません。たぶん。

島田荘司「御手洗潔と進々堂珈琲」読。

まいど。
スターバックスで新作のフラペチーノにSNSで仕入れたカスタムを格好良く重ねてオーダー。
店員のオネエサンとの軽い会話を楽しむことを目標にしているものの、道のりはまだ遠い気配の小生です。

さて暇に身を任せて喫茶店でサボって、否情報交換していると
「日本には名探偵が多いよねぇ」というミステリーマニアな知人の話。
明智小五郎や浅見光彦、金田一耕助にはじまり、
左文字進、信濃譲二、島田潔、、、などからコナン君まで?なるほどw


その中で、欠かせないのが我らが「御手洗潔」ではないかと。

御手洗潔のことをwiki見ながら、ちょいとおさらい)
10代の頃にはアメリカに留学して飛び級で15歳でボストンの「アメリカ有数の名門大学」へ入学。
20歳そこそこの若さでコロンビア大学の助教授に。
1974年までは世界各地を放浪。
帰国して京都大学医学部に入学するも中退。
渡米し研究職やジャズ・ミュージシャンとして活躍。
日本に帰国、占星術師に。
占星術師を廃業し、私立探偵として幾つかの事件を解決。
北欧へ移住、スウェーデンのウプサラ大学で教鞭をとりつつ、脳科学の研究。
IQは300以上。語学に堪能で、地球上のほとんど全ての言語に通じている。


・・・そんな彼の名推理じゃないw部分を読むの巻。
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島田 荘司 Toi8

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推理小説でもミステリーでもない。
なんか物足りないわ、こんなん違う、と思う人もいるでしょう。
そう、私ですw


京都大学の老舗珈琲店「進々堂」に、たびたび顔を出す世界一周の旅を終えた若き日の御手洗潔(コーヒーは飲めない)。
彼の話を聞くために訪れる予備校生のサトルとの会話、という構成で4編。

・進々堂ブレンド1974
・シェフィールドの奇跡
・戻り橋と悲願花
・追憶のガシュガル

差別と道徳心。差別から来る優越感が人間の生きる力。チンザノ・コークハイに秘められた記憶。
-「君が今死ねば恋さ。あらゆる判断は比較から生じる」
うなぎのフォアグラ定食からイギリス。学習障害を持つギャリーと父親が挑む重量挙げ。
戦時中の日韓関係。派手な花、彼岸花。ほかの花とは反対の行動をとる。
西域と京都を結ぶ幻の桜。戦禍の空に消えた殺意。
新疆ウイグル自治区の街カシュガル。砂漠にあるオアシス都市、東西文化の結節点。あらゆる民族から支配を受けてきた歴史。
*歴史上の事実関係とあっているかどうかは?として。


名探偵となる以前、京大生時代の御手洗が自分が見聞きして感じたこと。
貧困、差別、戦争、歴史における不条理、青年が知らない世界の姿を語る。
青年は何を感じるだろう。
読者は何を感じるだろう。


「地球上のほとんど全ての言語に通じている」という御手洗潔によると、、、
世界中どこに行っても「身振りの補助」でだいたい解るそうな。
これで会話ができないところはない。
できないのは、ここ(日本)だけだ。
ジェスチャーは苦手だから?「解らないと怒るから」である。
・・・なるほど。



えっ?オススメの本かどうかって?
御手洗潔マニアなら読むし、ミステリーマニアならまた、ということで。

現場からは以上です。




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テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

  1. 2016/09/21(水) 00:38:03|
  2. さ行作家
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  4. | コメント:0
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