まいど。
どこに住んでいようとも、自分が住んでいるところが小説や映画の舞台となると、
何だか興味が出るミーハー体質の小生でございます。
そんなわけで、せっかく大阪に住んでる訳ですし、話のネタ代わりに、、と考えるものの、
ベタな話もおもしろくないし、太閤さん云々?なにわ云々?じゃりん子チエでもなかろうし、、と思いまして、
自称ミステリーファンらしく読了。
昔は「大坂」と表記していたとおり、ちらほら緩やかだったり急だったりな坂が多いとのこと。
*「坂」は「土」に「反る(かえる)」と縁起が悪い言葉らしく、廃藩置県で「「大阪府」と表記されるようになったとか。

ミステリーというかホラーというか
「怪談」でしょうか。
清水坂、愛染坂、源聖寺坂、口縄坂、真言坂、
天神坂、逢坂、枯野、夕陽庵
以上の9編が収録。
<参考>
坂学会報告~大阪の坂探訪(天王寺七坂を歩く)
http://www.sakagakkai.org/junken/Osaka/Osaka1.html
話のネタになるかどうかはさておき、京都や奈良を舞台にした方が「映えそう」な短編ですが、
それは有栖川有栖先生の
大阪愛ということで。
煩雑な街と括られがち?な大阪も、ふとした通りに全く違う物語がたくさんありまんのや。
気が向いたら、小生も天王寺あたりをぶらぶらとするかもしれません。
ポケモンGOでもしながらw
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- 2016/08/29(月) 23:23:29|
- あ行作家
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