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よみあとろぐ

40代サラリーマン徒然日記、雑記。日々読了本、興味を持った本(主にミステリー、ビジネス書っぽいの)ほか個人的備忘録。ときどき愚痴。*本や映画のこと書きますが、ネタバレは基本ありません。たぶん。

伊坂幸太郎「夜の国のクーパー」

最近、短編ボケしているので400ページぐらいの長編をじっくり読む。

夜の国のクーパー夜の国のクーパー
(2012/05/30)
伊坂 幸太郎

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占領された国の話を軸に、猫と鼠の関係、現代社会と1人の男、が絡まる異国童話。


あとがきにも出てくる大江健三郎「同時代ゲーム」
インタビューで語られている講談社コミックス「進撃の巨人」も読みたくなる。

国(人、集団)って、こういう原理で動いていた…んだよな。




壮大なる敵から皆を守る信頼→情報統制→自分の保身。


戦争のメタファーがあり、屈折したリーダー像があり、全ての事柄が何かしらの暗喩ということか。
外に敵を作って民をまとめあげる政治手法は、今まで歴史の中で多くの国や集団でなされていたことだろう。



私たちも誰かが作り上げた脅威におびえ、知らない間に為政者に操作されている可能性があるよ?

「言われたことをやるか」
「もしくは、自分がやるべきだと思ったことをやるか、だ」と複眼隊長。

考えろ。考えろ。自分たちは誰かに操られていないか? 

な~んてところが、最近の「ザ・伊坂幸太郎」?
嫌いじゃないですが、ちょっぴり飽きてたりして、、w


同時代ゲーム (新潮文庫)同時代ゲーム (新潮文庫)
(1984/08)
大江 健三郎

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  1. 2013/09/04(水) 20:54:11|
  2. 伊坂幸太郎
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「夜の国のクーパー」伊坂幸太郎

この国は戦争に負けたのだそうだ。占領軍の先発隊がやってきて、町の人間はそわそわ、おどおどしている。はるか昔にも鉄国に負けたらしいけれど、戦争に負けるのがどういうことなのか、町の人間は経験がないからわからない。人間より寿命が短いのだから、猫の僕だって当然わからない――。これは猫と戦争と、そして何より、世界の理のおはなし。どこか不思議になつかしいような/誰も一度も読んだことのない、破格の小説をお...
  1. 2014/01/11(土) 14:47:46 |
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